マンション専有部点検
マンション専有部点検について
計画的な点検でマンションの資産価値アップ
マンション専有部の配管更新や設備交換においては、計画性を持った点検とメンテナンスが必要です。
年に1~2回程度の専有部点検を行うことにより現状を正しく認識し、不具合箇所の早期発見やリフォーム計画に役立てることが可能です。漏水事故が減れば、それだけマンション全体の資産価値を高めることにもつながります。
年間実績・トータル実績
2010年〜
- 2019年
- 4,432件
- 2020年
- 3,591件
- 2021年
- 4,356件
- 2022年
- 3,995件
- 2023年
- 1,873件
弊社では大手マンション管理会社と業務提携契約を行い、共同企画として創業当時から点検業務を行っています。
『お住まいの無料点検』と題し、業務提携企業様・居住者様・弊社の3者間にメリットをもたらす目的があります。専有部の水回り診断からメンテナンス、設備交換、リフォーム計画のアドバイス、内装工事、アフターフォローを含めたトータルリフォームに対応いたします。
具体的な点検内容
水回り設備の劣化状況など基本25項目
キッチン、浴室、洗面化粧台、トイレを中心に、全部で25項目の基本点検を実施。場所ごとに該当箇所をチェックし、状況を記載した点検表を作成してお客様にお渡しいたします。
露出配管水漏れ確認、触診・目視チェック
キッチン水栓や洗面ボウル裏側のつなぎ部分、シンク下裏側、トイレ本体など、露出配管の水漏れを確認。触診・目視チェックも合わせて行い、すみずみまで入念に点検いたします。
設備機器の動作確認・異音確認
水を流す、スイッチを入れてモーター異音がないかなど、状況に応じた設備機器の動作確認も行います。ただし点検口やエプロン(浴槽カバー)を外しての点検など、築年数の古い物件では破損等の事故の可能性があるため、臨機応変に対応いたします。
メンテナンスのご案内やご相談
点検はお客様にお立ち合いいただきながら進めていきます。一緒に確認していただくことで状況を正しく認識し、合わせてお手入れ方法や設備の交換・メンテナンス時期に関してもアドバイスいたします。
専有部点検を行うメリット
マンション専有部の配管や設備の劣化は、居住者様ご自身でのメンテナンスが必要です。計画性を持った対応により、不具合箇所の早期発見、ひいてはマンション全体の資産価値の向上にも寄与します。居住者様・業務提携企業様の2者間ともにメリットを感じていただけます。
早期発見
不具合箇所を早期発見できれば、漏水事故や設備が急に使えなくなるなどのトラブルを未然に防ぐことができます。点検を通じ、漏水事故に対する危機意識を高めていただけます。
資産価値の維持
適切な設備交換の時期、必要な修繕のご提案をいたします。それによりマンションの資産価値を下げることなく、将来的な資産価値への意識も高めていただけます。
頼れるプロの存在
お住まいに関する問題が発生した場合、弊社が相談窓口として対応いたします。どこに連絡して良いかわからない、
といった不安を解消して気軽にお問い合わせいただけます。
点検の流れ
あらかじめお伝えしていた日時に、スタッフがご自宅マンションにお伺いいたします。居住者様にご挨拶したのち、持参したスリッパに履き替えて入室させていただきます。弊社では訪問スタッフの接客態度や身だしなみ、接遇マナー、もちろん衛生管理にもきちんと配慮しておりますのでご安心ください。
まずは居住者様に点検の流れと内容をご説明いたします。どこをどのように見るのかをしっかりとお伝えすることで、安心して点検を受けていただける環境作りを心掛けています。そののち居住者様ご自身が心配なところや困っている点、気になっている箇所を細やかにヒアリングしたうえで点検を開始いたします。
点検はすべて、居住者様にお立会いしていただいたうえで実施いたします。弊社では点検を行った結果と正確な状況を居住者様自身に認識してもらうことを大切にしています。お住まいのマンションに対する危機意識を高めていただき、合わせて日々のお手入れ方法や設備の交換時期、メンテナンスの必要性などのアドバイスを行います。
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- キッチン下シンク
- 水を流した状態で給排水管の水漏れ有無を確認
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- 洗面ボウル下
- 配管の裏面などは目視確認が出来ないため、スマートフォンなどで撮影し漏水有無を確認
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- 浴室
- 点検口やエプロン内部の漏水確認
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- レンジフード
- スイッチを入れてモーター音の確認。異音の有無をチェック
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- トイレ
- ボールタップの状態や、止水栓からの漏水有無を確認
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- その他
- ・点検口やエプロン(浴槽カバー)を外しての点検については、他のトラブルを誘引する可能性があるため状況に応じた点検をを実施。
・築年数が古い物件は点検時に事故を誘発する可能性があるため、点検内容は臨機応変に対応。
水回りだけでなく、室内ドアやキッチン設備のガタつき、部品外れ、ねじの緩みなども丁寧にチェックいたします。可能な限りその場で調整いたしますが、部品取り寄せや修繕に時間がかかる場合、劣化状況が著しいときには難しいこともあります。点検のあとは点検表のお渡し、ご提案のうえお見積りを作成、メーカーメンテナンスのご連絡先のご案内もいたします。
不具合箇所例
キッチン水栓の水漏れ・水染み
キッチンの水栓は使用頻度が高いため、不具合が起こりやすい箇所のひとつです。銅と水分との化学反応で緑青が発生するほか、シンク下裏側では木の台座部分に水染みやカビが出ることがあります。
洗面ボウルの水漏れ
一見すると問題ないかのように見える場合でも、裏側のオーバーフローつなぎ部分から水が漏れていることも。目視だけでなく、見えにくい場所はスマートフォンで撮影するなど、きちんと調べる必要があります。
トイレ本体の水漏れ
トイレに関する不具合の中で多いのが、止水部分からの漏水です。トイレの配管や本体をつたい、床に水がたまってしまうこともあるので特に注意して点検しなくてはなりません。
ユニットバスのシール切れ
ユニットバス、浴室、洗面台、流し台などの目地部のシールが切れると、その切れ目からサビが発生しやすくなります。またユニットバスではパネルの割れや黄ばみが起こることもあります。